普及版 字通 「ゲン・さばく・しらべる」の読み・字形・画数・意味
27画
[字訓] さばく・しらべる
[字形] 形声
声符は獻(献)(けん)。獻は犬牲を以て祭器の(げん)を清める意で、とはそのような修祓を必要とする行為をいう。獄訟のことを決し、獄成ってそのことを奏する意。〔礼記、文王世子〕に「獄るときは、司、にず」とみえる。
[訓義]
1. さばく、罪状を明らかにする。
2. しらべる、嫌疑のことを明らかにする。
3. もうす、裁判の結果を報告する。
4. と通用する。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕 ハカル
[熟語]
疑▶・議▶・▶・語▶・獄▶・書▶・訊▶・正▶
[下接語]
諫・疑・議・鞫・決・詳・上・静・請・奏・断・覆・平・妄
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報