普及版 字通 「コ・かれる」の読み・字形・画数・意味
9画
[字訓] かれる
[説文解字]
[字形] 形声
声符は古(こ)。古に久・旧の意があり、生気を失ったものをいう。〔説文〕四下に「枯るるなり」とあり、〔説文〕六上に「枯は槁(か)るるなり」とみえる。槁字の従う高は、枯骨の象。草木に枯槁といい、人にはという。
[訓義]
1. かれる。
2. しぬ、ころす。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 アキナフ・カケタリ 〔字鏡集〕 カケタリ・ソコナフ・カカルナリ・アキナフ
[語系]
・枯khaは同声。槁khも声義が近い。涸hak、(渇)khat、竭giatも同系。みな涸渇竭尽の意がある。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報