こそり(読み)コソリ

デジタル大辞泉 「こそり」の意味・読み・例文・類語

こそり

[副]静かな所で立てるあまり際立たない音や、人に知れないように行動するときなどに立てるかすかな音を表す語。「静まりかえってこそりとも音がしない」
[類語]ごそりごそごそかさこそがさごそごしごしがさがさかさかさ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「こそり」の意味・読み・例文・類語

こそり

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある ) ものが触れあったりして、かすかにたてる音、また、そのさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「舷(ふなばた)を撫でる低い曲波(うねり)はこそりとも音をたてず」(出典:澪(1911‐12)〈長田幹彦〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android