こそり(読み)コソリ

関連語 副詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「こそり」の意味・読み・例文・類語

こそり

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある ) ものが触れあったりして、かすかにたてる音、また、そのさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「舷(ふなばた)を撫でる低い曲波(うねり)はこそりとも音をたてず」(出典:澪(1911‐12)〈長田幹彦〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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