かさこそ(読み)カサコソ

デジタル大辞泉 「かさこそ」の意味・読み・例文・類語

かさ‐こそ

[副]乾いた枯れ葉や紙などが軽く触れあって発するかすかな音を表す語。「風で枯れ葉がかさこそと舞い上がる」
[類語]ごそりこそりごそごそがさごそごしごしがさがさかさかさ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「かさこそ」の意味・読み・例文・類語

かさ‐こそ

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある ) ひからびた木の葉とか、薄い紙などが触れ合って発するような、かすかな音を表わす語。かさかさ。
    1. [初出の実例]「風つま戸の隙より入りて障子の紙のかさこそと音するも」(出典:われから(1896)〈樋口一葉〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android