がさごそ(読み)ガサゴソ

デジタル大辞泉 「がさごそ」の意味・読み・例文・類語

がさ‐ごそ

[副]乾いた枯れ葉や紙などが触れ合う音を表す語。「かさこそ」よりもやや騒がしい感じを表す。また、物を乱雑に触れ合わせるさま。「落ち葉ががさごそと音を立てる」「かばんの中をがさごそとかき回す」
[類語]かさこそごそごそごしごしがさがさかさかさごそりこそり

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「がさごそ」の意味・読み・例文・類語

がさ‐ごそ

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある ) 枯れた木の葉や紙などが、触れ合って発するような音を表わす語。「かさこそ」よりもやや騒がしい音にいう。
    1. [初出の実例]「すると後の森の方でガサゴソと妙な音がした」(出典:郊外(1900)〈国木田独歩〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android