コタルニン

化学辞典 第2版 「コタルニン」の解説

コタルニン
コタルニン
cotarnine

C12H15NO4(237.25).ナルコチン(アヘンアルカロイド)の希硝酸酸化によって得られる.融点132 ℃.2種類の互変異性形をもち,結晶状態ではカルビノールアミン形,水性の溶媒中では塩の形で存在する.これらの関係は,ヒドラスチニンの場合と同様である.塩酸塩,フタル酸塩を止血薬,子宮鎮痛薬として用いる.[CAS 82-54-2]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む