コタルニン

化学辞典 第2版 「コタルニン」の解説

コタルニン
コタルニン
cotarnine

C12H15NO4(237.25).ナルコチン(アヘンアルカロイド)の希硝酸酸化によって得られる.融点132 ℃.2種類の互変異性形をもち,結晶状態ではカルビノールアミン形,水性の溶媒中では塩の形で存在する.これらの関係は,ヒドラスチニンの場合と同様である.塩酸塩,フタル酸塩を止血薬,子宮鎮痛薬として用いる.[CAS 82-54-2]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む