こっちり(読み)コッチリ

大辞林 第三版の解説

こっちり

( 副 )
濃厚なさま。こってり。 「女夫めおとの中の-の、出花を上つて下さんせ/浄瑠璃・孕常盤」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

こっちり

〘副〙
① 濃厚なさまを表わす語。こってり。
※浄瑠璃・孕常盤(1710頃)二「いかな宇治の極上も、嚊が茶には及ぬと女夫(めをと)の中のこっちりの」
② 堅い物などに鋭くぶつかったさまを表わす語。こっつん。
※洒落本・通志選(1781頃)廓中の諸訳「ちゃうしの口で、こっちりとして台の上にをく」
③ 身体を堅くこわばらせるさまを表わす語。
※不在地主(1929)〈小林多喜二〉三「顎をひいて、身体をコッちりさせてゐる」

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