コニフェリルアルコール

化学辞典 第2版 「コニフェリルアルコール」の解説

コニフェリルアルコール
コニフェリルアルコール
coniferyl alcohol

4-(3-hydroxy-1-propenyl)-2-methoxyphenol.C10H12O3(180.20).配糖体コニフェリンアグリコンとしてマツ類に含まれており,また安息香酸エステルとなって安息香エゴノキStyrax tonkinensisに含まれている.薄い酸の作用で重合しやすい不安定な物質.融点75~76 ℃,沸点163~165 ℃(400 Pa).[CAS 458-35-5]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

栄養・生化学辞典 「コニフェリルアルコール」の解説

コニフェリルアルコール

 C10H12O3 (mw180.20).

 針葉樹に存在する配糖体であるコニフェリンのアグリコン.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android