最新 地学事典 「コブドル火成岩体」の解説
コブドルかせいがんたい
コブドル火成岩体
Kovdor massif
ロシア連邦北西部コラ半島コラ半島の基部にある超苦鉄質岩-アルカリ岩コンプレックス。4.5km×8kmのほぼ楕円形をなし,中心部のダナイトから外側へかんらん石単斜輝石岩,単斜輝石岩,かすみ石輝石岩,メリライトを含むアルカリ岩,いちばん外側にアイヨライトが同心円状の帯状分布。始生界の花崗片麻岩類を貫き,それにフェナイト化作用を与える。カーボナタイトの岩脈が多く,チタン磁鉄鉱の鉱床や雲母・長石・石英のペグマタイト鉱床を胚胎。カレドニア造山期の貫入とされている。
執筆者:黒田 吉益・斉藤 哲
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

