コミチア(その他表記)comitia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コミチア」の意味・わかりやすい解説

コミチア
comitia

古代のローマ市民の集会。全市民が特定の日に,前兆を占ってから開かれ,グループ単位で投票する。各グループ内の多数意見がそのグループの投票を決定。役人が議題を提出し,市民はそれを修正することが許されず,賛否のみを表わすことができる。コミチアの決定が法的に有効とされるには元老院の承認を必要としたが,前4世紀には形式的なものになった。コミチアにはそれを構成するグループにより,クリア単位の民会 comitia curiata,ケンツリア単位の兵員会 comitia centuriata,トリブス単位の平民会 comitia plebis tributaなどあり,特に平民会は前 287年のホルテンシウス法により国政機関となった。ローマが都市国家的な性格を失うとともに有名無実となった。

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