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古代ローマの民会の一つ。セルウィウス・トゥリウス王の創設と伝えられるが,前5世紀に成立したとみられる。百人組(ケントゥリア)が投票の単位をなす。重装歩兵戦術の採用によりパトリキ,プレブスの差別のない軍隊が再編成されたことと関連し,財産評価の原理に立つ歩兵,騎兵などの兵役義務の差によって市民が等級に分かれた一種の軍会。コンスル以下の高官の選挙,和戦の決定,立法などの決定権を持った。保守的な規定があり,アテネの民会のような権威は持たなかった。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
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「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...