コミ碁(読み)コミご

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コミ碁」の意味・わかりやすい解説

コミ碁
コミご

コミと呼ばれるハンディキャップをつけた。碁は先手の黒が有利なため,その不公平を解消するため,打ち終わったあと陣地を計算する際に後手の白に加算することをコミという。かつてコミなし碁で行なわれていた大手合が 2000年代に廃止され,今日プロ棋戦はすべてコミ碁である。初め 4目半のコミが本因坊戦で導入されたが,のちに 5目半となり,今日プロ棋戦のほとんどは棋力によるハンディキャップを設けない互先(たがいせん)で 6目半のコミを採用する。6目半のコミ碁では,黒は 7目勝てば半目勝ちになる。半目は持碁をなくすために設けられている。(→置碁

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む