コモハウス

デジタル大辞泉 「コモハウス」の意味・読み・例文・類語

コモ‐ハウス(Como House)

オーストラリアビクトリア州の州都メルボルンの市街南東部、サウスヤラ地区にある建物。1847年に建造。植民地時代の典型的な上流階級邸宅として知られ、19世紀当時の家具調度品が展示されている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界の観光地名がわかる事典 「コモハウス」の解説

コモハウス【コモハウス】

オーストラリア第2の都市メルボルンの中心から南東、高級住宅街サウスヤラにある2階建ての邸宅。1847年に建設された。典型的なオーストラリア建築で、テラスハウスの原型といわれる。◇名称は北イタリアにあるコモ湖にちなんでいる。代々、メルボルンの上流階級によって所有されてきたが、現在はナショナルトラストが管理している。保存状態はとてもよく、内装や豪華なアンティーク家具などの調度品、夜ごと大勢のゲストを招いていたという舞踏室や、ガレージにあるクラシックカー、メルボルンで最も美しいと評判の高い約2haの庭園が見学できる。◇英名は「Como Historic House & Garden」。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android