ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コリャーク山脈」の意味・わかりやすい解説 コリャーク山脈コリャークさんみゃくKoryakskoe nagor'e ロシア北東部,チュクチ自治管区とカムチャツカ地方にまたがる山脈。アナドゥイリ湾南西岸から南西に,ベーリング海にほぼ沿ってカムチャツカ半島基部まで約 880kmにわたって延びる。幅は最大 270km。標高 600~1800mのところが多く,最高峰は中部にあるレジャナヤ山(2562m)。多くの雁行する短い山脈によって形成される。主として砂岩,頁岩からなり,地下からの噴出物もみられる。山地ツンドラ地帯に入り,高峰には氷河が発達している。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by