コルティ器(読み)コルティキ

デジタル大辞泉 「コルティ器」の意味・読み・例文・類語

コルティ‐き【コルティ器】

内耳蝸牛かぎゅう内の基底膜上にある螺旋らせん状装置で、音の刺激聴神経に伝える器官イタリアの解剖学者コルティ(A.Corti)が発見螺旋器コルチ器

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「コルティ器」の意味・読み・例文・類語

コルティ‐き【コルティ器】

  1. 〘 名詞 〙 ( コルティはCorti ) 内耳の基底膜上にあって、聴覚を感受する器官。繊毛のある感覚上皮からなり、蝸牛殻(かぎゅうかく)回転に従って、螺旋形に曲がる。イタリアの解剖学者コルティに由来する。コルティ器官。螺旋器。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android