コルフ旧市街(読み)コルフきゅうしがい

世界遺産詳解 「コルフ旧市街」の解説

コルフきゅうしがい【コルフ旧市街】

2007年に登録された世界遺産(文化遺産)。コルフは、ギリシア北西部、イオニア諸島ケルキラ(コルフ)島にある都市の旧名である。古くはイタリアベネチア共和国植民都市であったところで、コルフという地名はこの時代に名づけられたもの。この町は「カストロポリス」と呼ばれる複数の城を持つ城砦都市である。コルフの城砦都市は東ローマ帝国時代に形成され、その後前述したとおり、ベネチアの植民都市となった。旧市街には、ベネチア時代の要塞などが残っている。この旧市街はこうした城塞の中に発展した町で、街路迷宮のように敷石で舗装された細い道が入り組んでいる。◇英名はOld Town of Corfu

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

百科事典マイペディア 「コルフ旧市街」の意味・わかりやすい解説

コルフ旧市街【コルフきゅうしがい】

コルフ[島]

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android