コルフ

デジタル大辞泉 「コルフ」の意味・読み・例文・類語

コルフ(Corfu)

ケルキラ

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百科事典マイペディア 「コルフ」の意味・わかりやすい解説

コルフ[島]【コルフ】

ギリシア西岸,イオニア諸島北端の島でギリシア領。コルフはイタリア名で,現代ギリシア語でケルキラ島という。オリーブ油ブドウ酒オレンジを産する。観光地として国際的に有名。前734年ころコリントス人が植民,前664年の海戦後コリントスの支配下に入ったが,のち独立してアテナイに次ぐ海軍国となった。14世紀末から18世紀末までベネチア支配下,1797年―1814年はフランス領,のちイギリス領をへて1864年ギリシア領となる。中心都市はケルキラ。旧市街は2007年世界文化遺産に登録。641km2。11万1975人(2001)。
→関連項目イオニア[諸島]

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「コルフ」の意味・わかりやすい解説

コルフ
こるふ
Hermann August Korff
(1882―1963)

ドイツ文学史家。ブレーメンの生まれ。ハイデルベルクボンの大学で哲学およびドイツ語学・文学を学ぶ。1921年フランクフルト大学教授、23年ギーセン大学教授、25年ライプツィヒ大学教授となり、同地で死去。彼の文学史は理念史的方法をとるもので、おもな研究対象はドイツ古典主義ドイツ・ロマン主義。全5巻からなる『ゲーテ時代の精神』(1923~57)が主著

[西潟和宏]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コルフ」の意味・わかりやすい解説

コルフ
Korff, Hermann August

[生]1882.4.3. ブレーメン
[没]1963.7.11. ライプチヒ
ドイツの文学史家。フランクフルト,ライプチヒなどの大学教授を歴任。一般に理念史といわれる立場をとり,『ゲーテ時代の精神』 Geist der Goethezeit (4巻,1923~57) で知られる。ほかに『ファウスト的信念』 Faustischer Glaube (38) など。

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367日誕生日大事典 「コルフ」の解説

コルフ

生年月日:1882年4月3日
ドイツの文学史家
1963年没

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世界大百科事典(旧版)内のコルフの言及

【イオニア[諸島]】より

…総面積2307km2,人口19万1000(1991)。北からケルキラ(一般にコルフの名で知られる),パクシ,レフカス,イターキ(古代名イタケー),ケファリニアザキントス(別名ザンテ),ずっと南に離れてキティラ。どの島も山が多いが,気候は温暖である。…

※「コルフ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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