コレクティビズム(その他表記)collectivism

翻訳|collectivism

デジタル大辞泉 「コレクティビズム」の意味・読み・例文・類語

コレクティビズム(collectivism)

集産主義

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コレクティビズム」の意味・わかりやすい解説

コレクティビズム
collectivism

効果的な生産と正しい分配とをはかるため,土地ならびに生産,交換,分配の手段をすべて公有化することを主張する教説をいう。したがって社会主義同義語といってよい。フランスでは伝統的に「集産主義」の意味で使われてきた。しかしイギリスでは,個人主義ないし自由放任主義に反対して社会全体の福祉を重視する考え方をコレクティビズムと呼んできた。たとえば8時間労働制の施行団体交渉権付与,社会福祉政策などはすべてコレクティビズムの実施と考えられた。したがってこの場合は適切な訳語がない。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android