コレクティビズム(その他表記)collectivism

翻訳|collectivism

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コレクティビズム」の意味・わかりやすい解説

コレクティビズム
collectivism

効果的な生産と正しい分配とをはかるため,土地ならびに生産,交換,分配の手段をすべて公有化することを主張する教説をいう。したがって社会主義同義語といってよい。フランスでは伝統的に「集産主義」の意味で使われてきた。しかしイギリスでは,個人主義ないし自由放任主義に反対して社会全体の福祉を重視する考え方をコレクティビズムと呼んできた。たとえば8時間労働制の施行団体交渉権付与,社会福祉政策などはすべてコレクティビズムの実施と考えられた。したがってこの場合は適切な訳語がない。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む