コンフェッショナリズム(その他表記)confessionalism

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コンフェッショナリズム」の意味・わかりやすい解説

コンフェッショナリズム
confessionalism

元来新教において信仰無差別論に対抗して自己の信仰や教義の防衛義務を主張する立場をさしたが,やがて宗教上の信条的対立政治闘争の形をとる状態を意味するようになる。特に中世の普遍宗教が宗教改革によって分裂した 16~7世紀ヨーロッパの状況をさす。領邦教会の確立したドイツでは三十年戦争という宗教戦争が生じ,カルバン派が優勢だったネーデルラントでは反宗教改革の拠点イスパニアからの独立戦争 (→オランダ独立戦争 ) が行われた。また,最も激しい対立を示したのはフランスであり,ユグノー戦争に発展したが,そのなかからカトリックに対抗するカルバン派の抵抗権理論が生まれ,モナルコマキを主張する暴君倣伐論者が現れた。

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