コン・リー(読み)鞏 俐(英語表記)Gong Li

現代外国人名録2016 「コン・リー」の解説

コン・リー
鞏 俐
Gong Li

職業・肩書
女優

国籍
シンガポール

生年月日
1965年12月31日

出生地
中国・遼寧省瀋陽

学歴
北京中央戯劇学院〔1989年〕卒

受賞
百花奨助演女優賞(第12回)〔1989年〕「代号美洲豹(ハイジャック)」,ベネチア国際映画祭女優賞(第49回)〔1992年〕「秋菊の物語」,金鶏奨主演女優賞〔1993年〕「秋菊の物語」,百花奨主演女優賞〔1993年〕「紅夢」,日本映画批評家大賞外国女優賞〔1993年〕「秋菊の物語」,ベルリン国際映画祭ベルリナーレ・カメラ賞(第43回)〔1993年〕,香港電影金像奨主演女優賞(第26回,2006年度)〔2007年〕「王妃紋章

経歴
両親はともに大学教授。20歳で北京の中央戯劇学院演劇科に入学。数々の舞台に出演し、同校2年の1987年チャン・イーモウ監督の映画「紅いコーリャン」の主役に抜擢される。高い演技力が評判になり、以後チャン監督作品のヒロインとして活躍。’92年「秋菊の物語」でベネチア国際映画祭女優賞を獲得。2005年よりハリウッド映画にも進出。他の出演作品に「続・西太后」(1988年)、「代号美洲豹(ハイジャック)」(’88年)、「秦俑―テラコッタ・ウォリア」(’89年)、「菊豆」(’90年)、「紅夢」(’91年)、「さらば、わが愛/覇王別姫」(’92年)、「活きる」(’94年)、「上海ルージュ」(’95年)、「チャイニーズ・ボックス」(’97年)、「始皇帝暗殺」(’98年)、「きれいなおかあさん」(’99年)、「たまゆらの女(ひと)」(2002年)、「2046」(2004年)、「SAYURI」(2005年)、「マイアミ・バイス」「王妃の紋章(Curse of the Golden Flower)」(2006年)、「シャンハイ」(2010年)など。1996年2月には米誌「タイム」の表紙を飾り、3月のアカデミー賞ではプレゼンターを務めるなどアジアNo.1の女優といわれる。2000年2月ベルリン国際映画祭で中国人俳優初の審査委員長に就任。一方、中国人民政治協商会議委員も務めるなど、政治の分野でも活躍。1996年香港在住の中国系シンガポール人と結婚。2008年シンガポール国籍を取得、中国国籍を失う。

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367日誕生日大事典 「コン・リー」の解説

コン・リー

生年月日:1965年12月31日
中国の女優

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