コン・レ(その他表記)Kong Le

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コン・レ」の意味・わかりやすい解説

コン・レ
Kong Le

[生]1933
ラオスの軍人フランス留学。 1960年8月ラオス王国軍第2降下大隊長 (大尉) のときクーデターを起し,S.プーマ中立政権を樹立。 12月パテト・ラオ軍と合流,61年全国軍事委員会議長,中立政府軍総司令官 (准将) 。中立派軍分裂後 66年タイに亡命

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世界大百科事典(旧版)内のコン・レの言及

【インドシナ戦争】より

… またラオスでは57年11月,パテト・ラオを含めたプーマ連合政権が成立したが,58年8月,アメリカの支援の下に右派内閣が生まれ,内戦が再開した。60年8月にはコン・レ大尉のクーデタによってプーマ中立内閣が復活したが,右派軍の反撃を受け,ラオスは3派分裂の内戦状況にいたった。 ベトナムに代表される第2次インドシナ戦争は4期に分けられる。…

※「コン・レ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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