ごっこ(読み)ゴッコ

デジタル大辞泉 「ごっこ」の意味・読み・例文・類語

ごっこ

[接尾]名詞に付いて、二人以上のものがその動作行為をすることを表す。
いっしょにある動作のまねをすること、特に子供の遊びについていう。「鬼ごっこ」「プロレスごっこ
交代して同じような動作をすることにいう。ばんこ
「代はり―にする茶番だから」〈滑・八笑人・五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ごっこ」の意味・読み・例文・類語

ごっこ

  1. 〘 接尾語 〙 名詞に付いて、二人以上のものがその動作をすることを表わす。
  2. 交替しては同じような動作をすること。
    1. [初出の実例]「しなの迄かわりごっこにおぶっさり」(出典:雑俳・川柳評万句合‐天明元(1781)礼三)
  3. いっしょに、ある動作をすること。特に、児童遊戯で、あることをまねていっしょに遊ぶことについていう。
    1. [初出の実例]「びんぼうのかくしごっこは中の町」(出典:雑俳・柳多留‐二〇(1785))
    2. 「友達を相手に、泥棒ごっこや大将ごっこをして成長したかった」(出典:彼岸過迄(1912)〈夏目漱石〉停留所)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

配属ガチャ

入社後に配属される勤務地や部署が運次第で当たり外れがあるという状況を、開けてみなければ中身が分からないカプセル玩具やソーシャルゲームで課金アイテムを購入する際のくじに例えた言葉。企業のネガティブな制...

配属ガチャの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android