ゴーデスベルク綱領(読み)ゴーデスベルクこうりょう(その他表記)Godesberger Grundsatzprogramm der SPD

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ゴーデスベルク綱領」の意味・わかりやすい解説

ゴーデスベルク綱領
ゴーデスベルクこうりょう
Godesberger Grundsatzprogramm der SPD

1959年 11月 15日バートゴーデスベルクで開かれた西ドイツ社会民主党臨時大会で採択された綱領。これによって同党長年マルクス主義の伝統を清算し,労働者階級の政党から国民大衆の政党への転換をはかり,イデオロギーに束縛されない政策を提唱した。同綱領の成立背景には党首の E.オーレンハウアーら西欧型社会民主主義者の経験に基づくところが大きい。これによって社会民主党は 61年以降,総選挙ごとに3%ずつ得票率を伸ばし,72年 11月の総選挙ではキリスト教民主同盟を抜いて第一党となった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む