ササラダニ類(読み)ササラダニるい(その他表記)Cryptostigmata; oribatid mite

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ササラダニ類」の意味・わかりやすい解説

ササラダニ類
ササラダニるい
Cryptostigmata; oribatid mite

クモ綱ダニ目ササラダニ亜目に属する種類の総称。体長 1.5mm以下。体は全体に硬く,淡褐色や黒色で光沢のあるものが多く,微小な甲虫を思わせる。偽気門器官と呼ばれる前体部背面にある1対の触毛のほか,体毛の形態が分類上の重要な特徴となる。世界中のあらゆる土壌環境に生息し,腐食性あるいは食菌性で,植物遺体を分解することで自然界において大切な役をになっている。森林の中に立ったとき,両足の下に数千匹のササラダニがいると思って間違いないほど個体数も多い。世界に1万種近く知られ,日本産は約 100科 530種であるが,新種が次々に発見されている。 (→ダニ類 )

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