さしめ(読み)サシメ

デジタル大辞泉 「さしめ」の意味・読み・例文・類語

さしめ

尊敬助動詞「さしも」の命令形》軽い敬意を含んだ命令要求を表す。…なさい。…ください。→しめ
「身ひとりはえ行くまいほどに、わごりょも来てくれさしめ」〈虎明狂・乳切木〉
[補説]室町後期に用いられた語。目下の者に対しても使われた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「さしめ」の意味・読み・例文・類語

さしめ

  1. ( 尊敬の助動詞「さしも」の命令形という。上一段・下一段活用、上二段・下二段活用、カ行・サ行変格活用の動詞の未然形に付く ) 他者に対して、軽い敬意とともに、要求したり希望したりする意を表わす。…なさい。…ください。
    1. [初出の実例]「なにさしめ、かさしめ、あそこはかしめ、此はかしめと云ぞ」(出典:漢書列伝竺桃抄(1458‐60)賈誼第一八)

さしめの語誌

→「しめ」の語誌

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

初冠,加冠,烏帽子着ともいう。男子が成人し,髪形,服装を改め,初めて冠をつける儀式。元服の時期は一定しなかったが,11歳から 17歳の間に行われた。儀式は時代,身分などによって異なり,平安時代には髪を...

元服の用語解説を読む