普及版 字通 「サ・シャ・また・やす」の読み・字形・画数・意味
7画
[字訓] また・やす
[説文解字]
[字形] 形声
声符は叉(さ・しゃ)。〔説文〕六上に「枝なり」とあり、木の枝のまたとなったところをいう。魚を刺すやす。また、さすまた。
[訓義]
1. えだ、また、またとなっているえだ。
2. 魚を刺しとるやす。
3. さすまた、兵器。
4. さらえ、稲をはさみとる農具。
5. あじか、くまで、草をかき集める器。
6. こまよせ。
[古辞書の訓]
〔新字鏡〕 左良比(さらひ) 〔和名抄〕椏 末太不利(またふり) 〔立〕 マタフリ・サラヒ
[熟語]
椏▶・▶・子▶・刺▶・枝▶・把▶
[下接語]
・漁
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報