さつき祝(読み)さつきいわい

日本大百科全書(ニッポニカ) 「さつき祝」の意味・わかりやすい解説

さつき祝
さつきいわい

小正月(こしょうがつ)(旧暦1月15日)の予祝行事の一つ。庭田植ともいう。皐月(さつき)は5月の異称であると同時に田植のことをさす。藁(わら)や松葉を苗になぞらえ、土や雪に刺して田植のまねをする。年頭農事模擬実演することによって、年間の作業が順調に進み、秋の豊作を期待する呪術(じゅじゅつ)的な行事。各家でするものと、神社の神事(しんじ)になったものとがある。また門付(かどづけ)の芸能に変化したものは、家々を訪れて田植踊をみせる。

[井之口章次]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む