模擬(読み)モギ

デジタル大辞泉 「模擬」の意味・読み・例文・類語

も‐ぎ【模擬/×摸擬】

[名](スル)本物実際の場合と同じようにすること。「―実験
外邦の風を―せしものにして」〈雪嶺真善美日本人
[類語]まね模倣人まね猿まね右へ倣え複写模写複製写し模造紛い物偽物真似事模する倣う見倣うなぞらえる擬するイミテーションカーボンコピー

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「模擬」の意味・読み・例文・類語

も‐ぎ【模擬・摸擬】

  1. 〘 名詞 〙 他のものにまねること。なぞらえ似せること。
    1. [初出の実例]「出模擬者、不必有一レ徳之言也」(出典:艸山集(1674)一四・和李梁谿戒酒詩)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「模擬」の読み・字形・画数・意味

【模擬】もぎ

まねする。〔北史、魏収伝〕()邵云ふ、江南の任體本(もと)なり。魏收直(た)だ擬するのみに非ず、亦た大いに偸竊(とうせつ)すと。

字通「模」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android