20世紀西洋人名事典 「サムワナメーカー」の解説
サム ワナメーカー
Sam Wanamaker
1919.6.14 - 1993.12.18
俳優。
イリノイ州シカゴ生まれ。
ドレイク大学で学び、グッドマン・シアターで演技修行をし、17歳でデビューする。その後、ストック・カンパニーや各地の劇場、ブロードウェイなど多くの舞台に出演する。1948年「My Girl Tisa」で映画デビューするが、左翼との関係があったため、非米活動委員会での追求を避けるため仕事の場をイギリスに移す。’69年「黄金線上の男」で監督としてデビューし、その後は監督として、俳優として活躍する。シェイクスピアが活躍したロンドンのグローブ座の再建のために尽くす。他の作品に「ゴリラ」(’86年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報