精選版 日本国語大辞典 「さめ牛」の意味・読み・例文・類語 さめ‐うし【さめ牛】 ( 「さめうじ」とも )[ 1 ] 〘 名詞 〙 白毛の牛。また、両眼の縁の白い牛、あるいは虹彩の白い牛。[ 2 ] ( 佐女牛・佐目牛 ) 平安京の小路の名。ほぼ現在の花屋町通にあたる。また、さめうし通堀河あたりにあったところから佐女牛八幡ともよばれた若宮八幡宮社のこと。[初出の実例]「彼(かの)みのはの入道がつくれりける堂は伊予入道のいゑむかひ、さめうじ西の洞院なり」(出典:発心集(1216頃か)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例