サラブライトマン(英語表記)Sarah Brightman

現代外国人名録2016 「サラブライトマン」の解説

サラ ブライトマン
Sarah Brightman

職業・肩書
歌手,ミュージカル女優

国籍
英国

生年月日
1960年8月14日

出生地
ロンドン・コックニー

学歴
ジュリアード音楽学校

受賞
グラミー賞(クラシック最優秀現代作品,第28回,1985年度)「ロイド・ウェバー:レクイエム

経歴
ポップ系の音楽グループやダンスグループに参加した後、ニューヨークのジュリアード音楽学校でクラシックを学ぶ。1981年オーディションに合格し、アンドルー・ロイド・ウェバー作曲のミュージカル「キャッツ」のロンドン初演に出演。これがきっかけで、’84年ロイド・ウェバーと結婚。’85年「レクイエム」でグラミー賞最優秀クラシカル新人賞にノミネート。’86年ロイド・ウェバー作曲の「オペラ座怪人」ロンドン初演でヒロインを演じ、続いてブロードウェイ公演にも出演、魅力的な容姿と澄んだソプラノ美声で国際的なミュージカルスターに躍り出る。’90年離婚したがロイド・ウェバーの音楽との縁は切れず、彼の作品「アスペクツ・オブ・ラブ」などに出演。’93年アルバム「Dive」でソロ歌手デビュー。クラシックとポップスを融合したソプラノは“世界で一番美しい歌声”といわれる。アルバム「タイム・トゥ・セイ・グッドバイ」は全世界で1500万枚をセールスした。他のアルバムに「ラ・ルーナ」「ハレム」「エデン」「神々のシンフォニー」「冬のシンフォニー」「ドリーム・チェイサー」などがある。日本では「サラバンド」がテレビ朝日系「ニュースステーション」のオープニングテーマ曲に採用されて人気を集めた他、’91年NHK「紅白歌合戦」に出演。’95年「クエスチョン・オブ・オナー」がテレビ朝日系で「GET SPORTS」やサッカー日本代表戦のテーマ曲に使われた。2007年日本のアニメ映画「劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド・パール ディアルガVSパルキアVSダークライ」の主題歌を歌う。2008年北京五輪開会式で公式テーマ曲を披露。2009年織田裕二主演映画「アマルフィ 女神報酬」に主題歌を提供し、本人役で出演した。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

知恵蔵mini 「サラブライトマン」の解説

サラ・ブライトマン

イギリスのソプラノ歌手、女優。1960年8月14日生まれ、イングランド ハートフォードシャー州出身。3歳からバレエを始め、ジャズと演技を学んだ後、1973年、13歳にしてピカデリー・シアターのミュージカル「I and Albert」で劇場デビューを果たす。78年、「I Lost My Heart to a Starship Trooper」が全英チャート最高6位を記録、18歳にして国民的人気歌手となる。ソプラノの歌唱法を学び続けながら、81年の「キャッツ」、86年の「オペラ座の怪人」などに多数出演、ミュージカル女優として輝かしい成功を収めた。90年代になると、3オクターブ以上に及ぶという広い声域と美声を活かしソロ歌手として活動するようになり、93年のアルバム「Dive」、95年のアルバム「Fly」で世界的歌手としての地位を確立。96年には、クラシックとポップスを融合させた楽曲「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」が全世界1500万枚以上の大ヒットとなり、「クラシカル・クロスオーバー」というジャンルの定着・世界的流行をもたらした。2012年10月現在、全世界でのアルバム・セールスは2600万枚を超えている。

(2012-10-15)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

367日誕生日大事典 「サラブライトマン」の解説

サラ ブライトマン

生年月日:1960年8月14日
イギリスの歌手;ミュージカル女優

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android