20世紀西洋人名事典 「サラー・A.リードマン」の解説
サラー・A. リードマン
Sara Adela Lidman
1923.(1929.説あり) -
スウェーデンの作家。
ベステルボッテン出身。
別名Sara Lidman。
彼女の育った農村地帯の生活を、抑制のきいた文体で描く処女作「タールの採取所」(1953年)で彗星的に出現し名声を得、次作「木いちごの地」(’55年)でさらにそれを高め、プロレタリア作家として認められる。又’66年発表のルポルタージュ「ハノイでの対話」は多くの読者を得た。他の作品に戯曲「時計製造人の娘ヨブ」(’54年)、「アイーナ」(’56年)等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報