サンサルバドルデフフイ(その他表記)San Salvador de Jujuy

デジタル大辞泉 「サンサルバドルデフフイ」の意味・読み・例文・類語

サン‐サルバドル‐デ‐フフイ(San Salvador de Jujuy)

フフイ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サンサルバドルデフフイ」の意味・わかりやすい解説

サンサルバドルデフフイ
San Salvador de Jujuy

略称フフイ。アルゼンチン北西端部,フフイ州州都ボリビア,チリ両国との国境に近いアンデス山脈中にあり,ラプラタ川水系グランデデフフイ川にのぞむ。標高約 1260m。先住民であるインディオのオマグアカ族を平定したのち,1593年スペイン人が建設。インディオに対する宣教活動の中心地として,イエズス会やフランシスコ会の宣教師によって聖堂,図書館などが建てられ,この地域の文化中心地となった。現在農業地帯の商工業中心地で,周辺の河谷に産するサトウキビ,果実,ヒツジなどを集散,加工するが,スペイン征服前および植民地時代の美術工芸品や建築物が多数保存されているため,観光業も盛ん。ボリビアからブエノスアイレスへ通じる幹線道路,鉄道が通る。人口 12万 4950 (1980) 。

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