サンジカリスム

デジタル大辞泉 「サンジカリスム」の意味・読み・例文・類語

サンジカリスム(〈フランス〉syndicalisme)

政党活動や議会主義を排し、ゼネストなど労働組合の直接行動によって社会革命を達成しようとする立場思想。19世紀末から20世紀初めにかけて、フランススペインなどで盛んだった。急進的労働組合主義サンディカリスム。→アナルコ‐サンジカリスム

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「サンジカリスム」の意味・読み・例文・類語

サンジカリスム

  1. 〘 名詞 〙 ( [フランス語] syndicalisme [英語] syndicalism ) 議会主義を排し、労働組合のストライキサボタージュボイコット、特にゼネストなどの直接行動によって現存国家権力を打倒しようとする無政府主義的な社会主義運動・思想。一八九五年ごろフランスに起こり、スペインをはじめ各国に広まった。急進的労働組合主義。→アナルコサンジカリズム。〔外来語辞典(1914)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android