サンフォード山(読み)サンフォードサン

デジタル大辞泉 「サンフォード山」の意味・読み・例文・類語

サンフォード‐さん【サンフォード山】

Mount Sanford》米国アラスカ州南東部の山。ランゲル山脈西端に位置する高峰で、標高4949メートル。ブラックバーン山と同じく古い楯状火山に起源する。頂上部は万年雪に覆われ、サンフォード氷河、シープ氷河などが流れる。1968年、日本植村直己が単独登頂に成功した。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「サンフォード山」の意味・わかりやすい解説

サンフォード山
さんふぉーどさん
Mount Sanford

アメリカ合衆国、アラスカ州東部のランゲル山脈の高峰。標高4949メートル。山脈の最西端にある代表的な山で、火山作用によってできた。氷河の発達も著しく、近くにはランゲル山(4318メートル)やブラックバーン山(4996メートル)などの高峰が集まっている。1938年、アメリカウォシュバーンが初登頂した。日本の植村直己(うえむらなおみ)も68年に単独登頂に成功している。

[鶴見英策]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む