20世紀西洋人名事典 「サンベーンウスマン」の解説
サンベーン ウスマン
Sembène Ousmane
1923 -
セネガルの映画監督,小説家。
漁師の子として生まれ、戦後マルセーユで沖仲士として働きながら、「黒い沖仲士」(’56年)を発表、「セネガルの息子」(’55年)では人民と植民地主義者との戦いを描いた。1961年にモスクワに留学し、’62年より映画制作を始め、「エミタイ」(’70年)はモスクワ映画祭銀賞を受賞した。他の作品として「ハラ」(’75年)などがあり、著書に「神の森の木々」(’60年)がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報