最新 地学事典 「ザイフェルタイト」の解説
ザイフェルタイト
seifertite
化学組成SiO2で石英の高圧多形鉱物。火星隕石および月隕石中より発見。それらの隕石が地球に衝突した際の高圧高温下によりトリディマイトやクリストバライトなどの他のシリカ相が相転移して生じたものと考えられている。高密度化したシリカガラスに伴われ,ラメラ状の組織をなして産する。実験室においてもクリストバライトを40GPa以上まで圧縮することにより合成されている。直方晶系,空間群Pbcn。格子定数a0.4097nm,b0.5046,c0.4495,単位格子中4分子を含む。比重4.294。F.A. Seifertの名にちなむ。
執筆者:大藤 弘明
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

