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ザルツブルク州(読み)ザルツブルク(その他表記)Salzburg

翻訳|Salzburg

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ザルツブルク州」の意味・わかりやすい解説

ザルツブルク〔州〕
ザルツブルク
Salzburg

オーストリア中部の州。州都ザルツブルク。ドイツのバイエルン州と境を接する。州域の 90%がアルプスの山地となっており,集落はザルツァハ川などの谷筋にある。土地利用は森林のほかは高原の牧場や牧草地が多く,肉牛飼育と酪農が行われる。銅,銀,岩塩など鉱産物産出があり,先史時代からの人類居住地が多い。 13世紀末から一帯がザルツブルク大司教領に属し,1816年オーストリアに編入。 1918年,連邦州の一つとなった。ビショッフスホーフェン付近の銅鉱,ハライン付近の岩塩の採掘は現在も行われている。工業生産はレントのアルミニウム工業を除けば,大部分がザルツブルク盆地に集中。ビール,繊維製品,皮革オルガンなどを生産する。ウィンタースポーツを含む観光業も重要。面積 7154km2。人口 48万 3880 (1991) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

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