ザルツブルク祝祭(読み)ザルツブルクしゅくさい(その他表記)Salzburger Festspiele

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ザルツブルク祝祭」の意味・わかりやすい解説

ザルツブルク祝祭
ザルツブルクしゅくさい
Salzburger Festspiele

1920年から (1924,44年を除く) 毎年ザルツブルクで開かれている祝祭で,期間中にオペラ演劇上演,および音楽会が集中的に行われる。モーツァルト生地として 1877~1910年の間にモーツァルト祭が8回にわたって催されていたのが基になり,17年にザルツブルク祝祭協会が生れ,H.ホーフマンスタール,M.ラインハルト,F.シャルク,R.シュトラウスらをメンバーに発足した。プログラムには,モーツァルトの作品のほかシュトラウスの作品も多く取上げられ,またホーフマンスタールやゲーテ戯曲も演じられる。 45年以後はそれに現代音楽も加えられている。

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