シアノトリメチルシラン

化学辞典 第2版 「シアノトリメチルシラン」の解説

シアノトリメチルシラン
シアノトリメチルシラン
cyanotrimethylsilane

trimethylsilyl cyanide.C4H9NSi(99.21).(CH3)3SiCN.クロロトリメチルシランシアン化カリウム,あるいはシアン化銀との反応により得られる.無色の液体.沸点117 ℃.0.7834.1.389.引火性がある.有毒.カルボニル化合物に付加し,シアノヒドリンのシリルエーテルを与える.そのほか,アルケンのシアノシリル化,キノンの保護,ニトリル合成など,合成試薬として用いられる.[CAS 7677-24-9]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む