ヨードトリメチルシラン

化学辞典 第2版 「ヨードトリメチルシラン」の解説

ヨードトリメチルシラン
ヨードトリメチルシラン
iodotrimethylsilane

trimethylsilyl iodide.C3H9ISi(200.10).(CH3)3SiI.ヘキサメチルジシロキサンとヨウ化アルミニウムとの反応,あるいはヘキサメチルジシランヨウ素による切断で得られる.無色の液体.沸点106~107 ℃.1.470.1.474.加水分解を受けやすく,光に不安定である.窒素雰囲気中で銅粉を入れて貯蔵する.エステルやほかのハロゲン化アルキルヨウ化アルキルへの変換エーテル結合の切断など有機試薬として用いられる.[CAS 16029-98-4]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む