ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シェマハ・カラ遺跡」の意味・わかりやすい解説 シェマハ・カラ遺跡シェマハ・カラいせきShemakha Kala 旧ソ連領中央アジア,ホラズム地方の中世遺跡。トルクメニスタンの町クニャ・ウルゲンチの西方約 50kmにあり,13~14世紀にはホラズムの商業,手工業の中心であった。 1946年と 48年,旧ソ連の考古学者 S.トルストフの調査団によって発掘された。遺跡は城壁の内と外に分れるが,内側のほうが古く,まっすぐな通りが直角に交差している。中心部にモスクや貴族の屋敷があり,周辺部に陶工や金工などの職人が住んでいた。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by