ロシアの毛皮商人,探検家。シェレホフShelekhovとも書く。1775年以来北太平洋,オホーツク海にすむ毛皮獣(おもにラッコとオットセイ)を求めて何度も航海を行った。83年,ゴリコフGolikovとともに,3隻の船を仕立ててアラスカに向かい,84年8月,コディアク島に北アメリカにおける最初のロシア植民地を建設した。90年から94年にかけて,いくつかの毛皮会社の創設に参加したが,それらを基礎にして彼の死後〈露米会社〉が設立された。この会社の総支配人で遣日使節に任命されたレザノフは彼の女婿である。今日ではオホーツク海北部のシェリホフ湾とコディアク島の北のシェリコフ海峡にその名をとどめている。
執筆者:外川 継男
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
夏の暑さに体が慣れること。数日から数十日間で起こる短期暑熱順化と、数年または数世代にかけて起こる長期暑熱順化とがある。→寒冷順化[補説]近年では、冷房設備の普及にともない短期暑熱順化が起こりにくくなっ...