毛皮獣(読み)けがわじゅう

世界大百科事典 第2版の解説

毛皮(ファーfur)を利用する哺乳類の総称。一般に防寒衣料として毛皮が使われることから,ホッキョクギツネオコジョチンチラなどの寒冷地に生息する断熱性能に優れた毛皮をもつ種が多く含まれるほか,ラッコ,カワウソヌートリア,ビーバー,アザラシなどの防水性能に優れた毛皮(このタイプの毛皮は,防寒性能にも優れる)をもつ,半水生ないし水生の種も含まれる。実用上の価値は別として,美しい斑紋をファッションとして利用し,また,権威の象徴とするために,多くの猛獣,とくにネコ科動物が毛皮として利用されてきた。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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