シェルタ語(読み)シェルタご(その他表記)Shelta Thari

改訂新版 世界大百科事典 「シェルタ語」の意味・わかりやすい解説

シェルタ語 (シェルタご)
Shelta Thari

イギリス漂泊民の間で使用される秘密言語系統は定かではなく,ドルイドが用いていた秘教的言語の残滓(ざんし)とする説まである。特別な表記体系はないが単なる符丁暗号ではなく,文法をもつという。1876年に言語学者レランドCharles Godfrey Lelandが,ロンドンで漂泊民から採取したのが発端。一時はジプシー方言と考えられたが,言語学的にはケルト語派に属するという説が有力となり,一部ではさらに古い起源をもつとされるピクト人の言語に比定された。現在では漂泊民の隠語と考えられている。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

初冠,加冠,烏帽子着ともいう。男子が成人し,髪形,服装を改め,初めて冠をつける儀式。元服の時期は一定しなかったが,11歳から 17歳の間に行われた。儀式は時代,身分などによって異なり,平安時代には髪を...

元服の用語解説を読む