旺文社世界史事典 三訂版 「シオの虐殺」の解説 シオの虐殺シオのぎゃくさつ フランス−ロマン主義の巨匠ドラクロワが,ギリシア独立戦争を題材に描いた傑作。「キオス島の虐殺」ともいうドラクロワは「ミソロンギの廃墟に立つギリシア」などギリシア独立に題材をとった作品を描いているが,この作品は1824年に描かれた彼の代表作となったもの。略奪される住民やトルコの騎馬兵,荒涼とした野原がリアルに描かれ,その色彩感覚から「絵画の虐殺」と評された。 出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報 Sponserd by