シクロヘプタノン

化学辞典 第2版 「シクロヘプタノン」の解説

シクロヘプタノン
シクロヘプタノン
cycloheptanone

C7H12O(112.17).スベロン(suberone)ともいう.シクロヘキサノンジアゾメタンを作用させて環拡大させると得られる.スベリン酸のカルシウム塩を乾留しても得られる.ハッカに似た臭気をもつ液体.沸点180 ℃.0.9508.還元するとシクロヘプタノールが,硝酸酸化するとピメリン酸が得られる.トロポロン類の合成に用いられる.[CAS 502-42-1]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android