普及版 字通 「シ・しるし」の読み・字形・画数・意味
11画
[字訓] しるし
[説文解字]
[字形] 形声
声符は此(し)。〔説文〕に字を此部二上に属し、「なり。此に從ひ、朿聲」とする。朿はその形象を示し、此が声符。此に細小の意がある。また「一に曰く、なり」とあり、積蔵することをいう。
[訓義]
1. しるし、しるす、小さな目印をつける。
2. おさめる、つみおく、たたむ。
3. 觜と通じ、くちばし。
4. 朿と通じ、はり、いしばり。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 クチバシ 〔立〕 スヒクフ・クチバシ・トリノクチバシ 〔字鏡集〕 コハシ・サトル・スクフ・ツイバム・カクル・クチバシ
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報