したに

精選版 日本国語大辞典 「したに」の意味・読み・例文・類語

した‐に

接続〙 (動詞「する」の連用形助動詞「た」と助詞「に」の付いてできた語) 先行事柄に対し、後続の事柄が反対対立関係にあることを示す。それなのに。けれども。したが。
※寛永刊本蒙求抄(1529頃)六「其掃除する者がいさかいをして死た者があるぞ。したに一言も何とした事ぞととわぬぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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