したを

精選版 日本国語大辞典 「したを」の意味・読み・例文・類語

した‐を

  1. 〘 接続詞 〙 ( 動詞「する」の連用形助動詞「た」と助詞「を」が付いてできた語 ) 先行事柄に対し、後続の事柄が反対対立関係にあることを示す。それなのに。しかるに。
    1. [初出の実例]「尺例は伝の不審をかいた物ぞ。したを、伝をば見て尺例を見ぬは何とした事ぞ」(出典:寛永刊本蒙求抄(1529頃)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ヒトメタニューモウイルス

(5)ヒトメタニューモウイルス(human metapneu­movirus: hMPV)概念 ヒトメタニューモウイルスはパラミクソウイルス科メタニューモウイルス属に属するウイルスで,急性呼吸器感染症...

ヒトメタニューモウイルスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android